塾講師をしていると色々営業の電話がかかってくるものですが、時に全く関係のないものがきて閉口してしまうことがあります。
関係ないなりに便利なものだったり、使ってみる価値がありそうなものであれば、契約をするわけではないにしても理解はできます。
しかし、どのように考えたとしても塾には絶対に必要ないと思われるものを勧められたときには、一体何を思って自分のところに営業の電話をかけてきたのかと疑問に思ってしまいます。

塾で浮上油回収をするタイミングは永遠に来ない

先日あった営業なのですが、浮上油回収装置を買わないかというものでした。
最初は聞き慣れない言葉に一瞬固まってしまい、聞き直してみたところ名前の通り、浮いた油を回収する装置だということがわかりました。
塾の講師とは全く無縁なものですし、生徒たちにも間違いなく不要だと言えるものであり、おそらく使う機会は一生ないだろうなと思いました。

そもそも、この装置が使われている場所が一体どのような場所なのかも知りませんでしたから、浮上油回収をするタイミングは永遠に来ないものの興味はわいてしまいました。
自分で契約をするわけでもないのにあれこれ質問をするのも相手に悪いので、塾には不要だということを伝えて電話を切ったのですが、少し自分でも調べてみることにしました。

調べてみてもよくわからない機械だったのですが、とりあえずは工場や飲食店など油を大量に使う場所で、排水に油を流さないための装置らしいということまではわかりました。

テレアポ営業も大変そうです

正直なところ浮上油回収装置の営業をかけられても絶対にいりませんし、時間を取られるだけ迷惑な話なのですが、その一方で電話の営業も大変だなと思いました。
社員の人なのかパートなのかは知りませんが、これがどれだけ売れるものかわかりませんから、そのようなものを売り込まなければならないのはかなり大変なものです。

もしかすると、自分が知らないだけで飛ぶように売れるものなのかもしれませんが、おそらくそのようなこともないでしょうから、これを売ろうと思ったら相当苦労しそうです。
今回なぜ自分のもとに電話がきたのかはわかりませんが、とにかく相手も関係なしに電話をかけているとすると、契約してもらえる確率というのはどれだけのものだろうと考えると、非常に厳しい仕事なのではないでしょうか。

どのような仕事でも苦労はあるものですが、一般的な需要がほとんどないものを営業をかけて売るというのは、普通の仕事よりもかなり難しいものがありそうです。