私は塾講師として働いているのですが、やはり生徒の中にも時々病気で塾を欠席する人もいます。
私が教えている生徒はすでに自分一人でも留守番できる年齢であるため、たとえ両親が働いていたとしても自分一人で自宅で安静に過ごすことができるでしょう。
まだ幼く一人で留守番できないような年齢の子供が、病気にかかって幼稚園や保育園を休むことになった場合には、両親のどちらかが仕事を休むことになるでしょう。
しかしどうしても休めない両親のための方法の一つに病児保育があることを知りました。

先日ベビーシッターの友人と飲みました

先日ベビーシッターの友人と飲む機会があったのですが、その時に初めて私は病児保育ということを聞きました。
友人はベビーシッターをしていますが、ベビーシッターと聞いて、両親が働いている家庭の赤ちゃんや子供のお世話をする仕事だと思っていました。
しかし友人は普通のベビーシッターとしての仕事も行っていますが、病児保育も担当することがあるということでした。

病児保育の仕事中には、高熱を出している子供や、場合によってはインフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症を患っている子供もいるということでした。
そのような子供の世話をするとなると、友人も感染する可能性があるので、マスクをしたり消毒をしたりと細心の注意を払いながら仕事をしているそうです。

そのような仕事をしている際には、やはり病気で辛い時ぐらい自分のお母さんやお父さんについていてほしいなと思うようです。
それをわかった上で両親は病児保育を利用し、両親もきっとつらい思いをしていることでしょう。

月謝と料金と…比べられるものではないけどやっぱり気になる

友人と飲んでいる途中で、病児保育の料金について知ることとなりました。
塾の月謝は、科目数や時間によっても異なりますが、低学年で1万円、高学年になると2万円近くになります。
家庭に経済的な余裕があって、理想的な教育を子供に受けさせたいと考えている家庭の場合には、年間40万円以上を捻出している家庭も多いものです。

そしてベビーシッターの病児保育の料金を知って、私はとても驚きました。
一般的に37度5分以上の体温がある場合には、一般的な保育所で子供を預かってもらえないので、病児保育を利用することになるようです。

友人が勤めている会社の病児保育は、訪問型であることから、1時間に2000円以上になるようです。
もしも1日に10時間以上利用したら、すでに塾の1カ月の月謝を超えることになります。
月謝の料金と比べられるものではないけれども、そこまでの料金を払ってまでも仕事をやらなければならないのかとびっくりした出来事でした。